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代理店の社長さんにキレた、ライターさんの話

      2017/11/17

以前よくお仕事をご一緒させていただいていた、小さな広告代理店の社長さんからこんな相談をもらいました。

「うちのメディアのライター編集長さんが怒っちゃって、辞めるって言ってて・・・」

もはや僕は何の仕事をしている人なのかよく分からなくなりますが(笑)、とにかく話を聞いてみました。

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ライターさんがキレた

ことの発端はメールでのやりとり。(チャットツールも使っていたがまだあまり定着していなかった)

ローンチしたばかりのWEBメディアのライター編集長として関わっていたNさん。
次に公開する原稿を社長に送り、修正点などやりとりのキャッチボールをしているうちに、最終的に「辞める」となったのだそうです。

修正が多すぎて腹が立った、なんていうほどキャリアの浅い人ではありませんし、不思議だなと思っていたのですが・・・
よくよく聞くと、納得いかないのは社長の「文章」だというのです。

というのも、この社長さんはもともと慶応大からのコンサルティングファーム出身で、その後は長らくIT業界にいます。
新しいものにも敏感で、理論志向をしながら、効率を求めるタイプ。

普段のメールも「お世話になっております。」や挨拶などはなく、用件のみの短いものでした。

広告代理店やIT系業種の方とやりとりしているとたまに見かけるので、僕自身は慣れていますが、
ライターさんは、これがどうにも納得いかなかったようです。

ライターさんの気持ち、ちょっとわかる

良いか悪いかは置いておいて、ライターさんの気持ち、ちょっとわかります。

昔ビジネスマッチングサイトで毎日のように知らない人とメールのやりとりをしていたので、
ほんの一言の言い回しで、まったく違った印象で受け取られることを実感していたからです。
文字ってこわい。

一方で、広告代理店やIT系業種の方に多いのですが、
メールをチャットのような使い方をすることがよくあります。

メールで用件のみをサラッと伝えて、
スピード感のあるやりとりを何度も続けるスタイルです。

今でこそチャットが定着している印象ですが、そんなやりとりに慣れたのも、僕がウェブの業界にいるからかもしれません。

とにかく、ライターさんはそんなやりとりを、心なく冷たいものだと受け取ってしまったようです。

そんな言い方をするなら、、ということで、一緒に仕事をするモチベーションを無くしたそうなのです。

その後・・・

結局社長さんは、僕との電話で「やりとりのスピード感と温度感の行き違い」という話にいたく感銘を受けていただき、(そんな大層な・・・笑)
ライターさんと再度話し合いをして、また一緒にやることになったようです。

チャットワークやslack、lineなど、仕事でもプライベートでもチャットツールが定着していますが、
用件を伝えるだけのツールになってしまうと、人によっては今回のような行き違いが起こることもあります。

僕の場合は、自分の意図と違う伝わり方をするのが嫌なので、
相手のとの関係やキャラを踏まえたうえで、相手に合わせて語り口を変えますが、
堀江貴文さんなどはむしろ、こうしたツールは用件を伝えるためだけに使い、内容も用件とyes、noくらいでスピーディに済ませるのだそうです。

メールやチャットなど、文字でのやりとりで起きる行き違いはいつの時代もあるものですが、
改めて色んな人が色んな使い方をするものだ、というのを忘れずに使わねばと思います。

※写真はイメージです

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