こんにちは、タキです。
好きな場所&自分のペースでWEB制作仕事をしつつ、友達と飲食店経営もしています。
フリーランスとして仕事をしていると、病気や怪我で働けなくなった時のリスクが心配です。
法人化やチーム化している人と違って、当然、自分が動けなくなったらすべての仕事が止まりますし、外注しているとしても、確認とかやりとりはやる必要があります。
また、結婚している人は家族の生活にも影響がでますし、定年がないとはいえ一生は働けないので、年をとってからのやりくりについても見通しを立てないといけなくなる時が来るでしょう。
年金もどんどん支給年齢が上がっていますし、日本の人口も減っていくので税金も減り、いくら戻ってくるかももはや不透明、安心はできないと思っています。
とはいえ、日本は超低金利国なので、銀行に貯金していても、利子はほぼ無いようなものです。
さらにマイナス金利の時には、銀行に預けていると、マイナスの利子が付きます。
その場合、利子が付くどころか、貯金が減っていくことになります。
そこで今回は、投資のお話です。
貯蓄はもはや銀行にお金を預けるだけですが、投資はお金を預けてリターンを生むという特長があります。
銀行に預けても利子はほぼゼロ同然ですが、投資であれば、預けたお金で利益を生んでいく、ということもできます。
そのため、僕は体ひとつで働いているフリーランスは、ある程度は投資や資産運用の知識を持ち、自分が動けなくなったときに備えて、資産は貯金ではなく投資運用しておくべきだと思っています。
ただ、日本人は海外に比べて投資の意識が低いと言われています。
投資と聞くと、怪しいとか、騙されるのではないか、という悪いイメージが先行する人も多いです。
これは、日本人は自らの技術を磨き、高めていく美学のようなものがあるので、それが影響しているとも言われています。
そこで今回は、初心者や、売上に波のあるフリーランスでも始めやすい投資をいくつか紹介します。
目次
フリーランスにオススメの投資一覧
株・投資信託
投資の知識がない人でも、株については何となくイメージが沸くのではないでしょうか。
安い時に買って、値上がりして売れば儲かりますし、持っているだけで配当金が出るものもあります。
株の中でも、僕は「インデックス投資」という種類の投資信託を買っています。
株というとトヨタや任天堂など、個別の会社の株を買うイメージがあるかと思いますが、
僕が買っているのは「インデックスファンド」という投資信託で、これはいくつもの会社の株を少しずつ組み合わせたパッケージ商品のようなものです。
投資信託は、色々な運用会社が、独自の目線でピックアップして購入した株を組み合わせて運用しています。
そのためひとつの会社の株価が落ちてもリスクは分散されるのですが、運用会社が組み合わせたパッケージなので、資産が増えるかどうかは、運用会社の目利きに左右されます。
その点、同じ投資信託でも「インデックスファンド」は、日経平均株価やNYダウなどの”株式指標”と同じような動きをするように組み合わせられた商品です。
つまり、日経平均株価と同じ動きをする商品であれば、日本の景気が上がれば平均して株価も上がりますし、日本の景気が下がれば株価も下がる、というように連動して動くので、判断がしやすかったりします。
僕はこれのアメリカ版で、米国株式市場の動きに合わせて動く「全米株式インデックスファンド(楽天VTI)」というものを買っています。
アメリカのバンガード社のインデックスファンドを、日本人向けに、楽天がバンガード社から買い付けて再パッケージしたものです。
僕の株式投資はこれ一択です。
僕が米国株式インデックスファンドを買う理由
1つめの理由としては、単一株と違って小額から購入できる点です。
単一株だと、買える最小単位が100株ごととかなので、少なくとも最初から数十万円の元手が必要になります。
毎月小額ずつ積み立てていくこともできるので、始めやすくリスクが少ないのがメリットです。
2つめは、資産価値は米国株式市場の動きに合わせて動きますが、長期的に見て世界の中でアメリカ経済が破綻することは考えにくく、
これまで年約5%の割合で価値が上がっているからです。
(さらに1〜2%ほどの配当金も入ってきます)
これが貯金にはない投資のメリットで、例えば上記の場合で計算すると、持っているだけで毎年6%の利益が乗ってくることになります。
長く持っていれば、その間利益が自動で乗ってくることになります。
お金に働かせる、と表現する人もいますが、まさにお金がお金を稼いでくれるイメージです。
そのため、インデックス投資は、10年や20年といった、長期的な目線で資産を増やしていく投資法です。
そういう意味では、全米のほぼすべての企業の株が少しずつ含まれているので、
長く保有している中で、万が一どれかひとつの企業の株が暴落しても、リスクが少なくて済みます。
(ひとつの企業の株が暴落しても、米国株式市場の株がすべて下がるわけではない)
インデックスファンドの買い方
まずは証券口座をつくる
株や投資信託は証券口座にお金を入れて、証券会社から購入します。
そのためにまずは証券口座を作る必要があります。
証券口座は有名処だと以下のような証券会社があり、ネットで簡単に作れて、費用もかからないので、作っておくとよいかと思います。
SBI証券僕も使っていますが、SBI証券は2018年時点で約400万口座を保有する、ネット証券の大手です。
取り扱い商品も多く、自動で積み立てなどの設定もできます。
楽天証券
こちらもネット証券で、楽天スーパーポイントが使えるので、より気軽に投資信託を買うことができます。
ポイントで投資信託を買えるのは楽天証券だけのようです。
「つみたてNISA」口座がおすすめ
上記口座を作る際に、積み立て用の「つみたてNISA口座」というものを作ることができます。
通常、株で得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISA口座で運用して出た利益にはかかりません。
ただ、年40万円までしか運用することができません。(月にすると約3.3万円程度)
毎月3万円以内くらいで積み立てて投資していくような人にはとても良いです。
積み立て型生命保険
家族がいる人は、いずれ生命保険の話が出てくるかと思います。
とくに子供がいる男性は、万が一事故で働けなくなったり、亡くなってしまったりすると、奥さんがひとりで支えていくことになるので、負担がかなり大きいです。
そんな状況に備えて生命保険に入る旦那さんは多いです。
僕も結婚を機に入りました。
今はライフネット生命のような、ネットベースの保険会社も出てきているので、ずいぶん安くなりました。
知人などは掛け捨ての月1万円くらいのものに入っている人も多いです。
ただ、フリーランスは退職金がありません。
そのため、積み立て型の生命保険にすれば、月々の支払いは多少上がりますが、死亡保険に入りながら、毎月積み立てたお金が満期時に戻ってくるので、退職金代わりになるメリットがあります。
これがフリーランスにオススメな理由です。
僕はドル建ての積み立て型の生命保険に入っています。
理由は株と同じで、他の通貨に比べてドルの価値は常に高いので、将来的にも価値が高いと判断したからです。
円も信頼はありますが、今後日本の人口は減っていきますし、それに伴い景気も変動するかもしれません。
ドル建てなので、外資系の保険会社になりますが、
代表的なところで、下記のようなものがあります。
もしくは直接保険会社に連絡するとゴリゴリ営業されそうで怖い、という場合は、第三者的に色々な保険を探せるサービスがあります。
下記のようなサービスで、まずは気になるものをピックアップし、実際に話を聞いてみるのも良いかと思います。
iDeCo(イデコ)
iDeCo(イデコ)とは、「個人型確定拠出年金」のことで、
ざっくり言うと老後資金のための積み立て制度です。
毎月一定の金額を積み立てて、そのお金で投資信託や定期預金に入って運用します。
投資信託の価値が上がったり、定期預金の金利を利益とし、将来に備えます。
前出のつみたてNISAと似ていますが、iDeCoは60歳まで引き出せないので、まさに個人で積み立てる年金のようなイメージです。
これもインデックス投資と同じく、証券口座を作って、そこから購入する流れになります。
SBI証券僕も使っていますが、SBI証券は2018年時点で約400万口座を保有する、ネット証券の大手です。
取り扱い商品も多く、自動で積み立てなどの設定もできます。
楽天証券
こちらもネット証券で、楽天スーパーポイントが使えるので、より気軽に投資信託を買うことができます。
ポイントで投資信託を買えるのは楽天証券だけのようです。
仮想通貨
2018年初等にビットコインバブルからの大暴落が起こり、完全にブームは去ったと思われていますが、仮想通貨自体の価値は変わらないという意見も多いです。
世界でも着実にキャッシュレスの流れになっていますし、ビットコインはもとより、XRPやイーサリアムのように独自の機能をもった通貨もありますので、今後また上がるという予想をする流れも多くあります。
僕も買っていますが、とはいえ、まだまだ変動も激しくリスクもありますので、毎月数万円ずつちょこちょこと積み立てている程度です。
一気に買うと、大きく下がった時などのリスクも大きいので、相場に関わらず毎月一定額を積み立てていくのがオススメです。
仮想通貨は以下の取引所で購入できます。
bitbank
ビットバンクはセキュリティ面で安定していると言われています。
2018年は多くの仮想通貨取引所が金融庁の指摘を受けたり、ハッキングされたりしましたが、今のところbitbankはありません。
2019年1月現在でも注目度の高い、ビットコイン、イーサリアム、リップルが取引できるので、bitbankは作っておくとよいかと思います。