仕事を全部ひとりでやろうとすることのデメリット

僕のWeb事業のお客さんで、ひとり法人をされているWebコンサルの社長さんがいます。

最近依頼が右肩上がりだそうで、忙しくされていて素晴らしいのですが、キャパシティを越えるボリュームの仕事を受けすぎたようで、いくつか炎上してしまったそうです。

僕にもヘルプ依頼がきて、最終的にはすべて円満に解決はしたのですが、やはり失ったものも大きかったようです。

フリーランスやひとり法人の方などから、たまにそういった話を聞きますし、自分自身も駆け出しの頃にキャパオーバーしてしまって、迷惑をかけてしまったこともありました。

今の僕の考えとしては、世の中にフリーランスやクラウドソーシングなども増えたので、自分でなくてもできる仕事はどんどん外注しよう、というのが基本です。

また、今回の社長さんの件で、改めてひとりですべて抱え込むリスクを感じたので、デメリットをまとめておきます。

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クオリティがおちる

自分がこなせるボリュームを越えた仕事を受けると、当然ですが、仕事自体のクオリティが落ちます。

デザイナーであれば普段こだわっているディテールが雑になったり、素材を一部使い回してしまったり。

コーダーであれば汎用性を持たせるべきところを省いてしまったりしてメンテ時に手間が増えるなど、様々あるかと思います。

一時的とはいえ、せっかくお仕事で信頼を積み上げるチャンスを、雑にこなしてしまうのは非常にもったいないかと思います。

例えば、外部に振れる仕事は外注して、自分に余裕を持っておくことで、相手が期待している内容に+αの提案やオマケができたりすれば、それがその人の仕事のクオリティにつながりますし、次にもつながりやすいかと思います。

コミュニケーションの質が落ちる

これは本人が気づいていないところで起きていることも多く、危険です。

自分に余裕がないと、相手のミスや連絡不備にも過敏に反応してしまったり、無意識のうちに攻撃的な会話の仕方になってしまうことがあります。

また自分がミスをしても「自分はこんなに大変なんだから」と、素直に認めて謝ることができなかったりして、人間関係が悪くなることにもつながります。

特にフリーランスやひとり法人は、お客さんとの直接やりとりも多いかと思います。

もし失礼なやりとりをしてしまった時に、ちゃんとクレームを言ってくれる相手ならまだ救いがありますが、ほとんどのお客さんはその場では揉めることをせず、笑顔と無言で去って行きます

お客さんが敵になってしまう

コミュニケーションの質、と関係がありますが、自分に余裕が無いと、本来一緒に仕事を進めていくはずのお客さんが「敵」になってしまうことがあります

発注者であるお客さんからの要望や質問に答えていくのは本来当たり前なのですが、自分に余裕が無いと、

「そんなこと考えればわかるだろう」とか「そんな無茶言われても・・・」とネガティブにとらえてしまう恐れがあります。

本来は、無茶な要望や質問に、真摯に答えたり、実現できなかったとしても別の提案をしたりと、解決策を一緒に探っていくことで、信頼が積み上がっていきます

「お客さん」=「厄介な仕事を投げてくる敵」

となってしまうと、自分にとってもお客さんにとってもネガティブで、良いことがありません。

まとめ
ひとり法人の社長さんを例に紹介しましたが、もちろん会社内でチームで仕事を進めている場合でも当てはまるかと思います。

仕事とは相手に価値を与えて対価をもらう行為なので、相手に与えられる余裕が無い状況は、すぐに改善することが必要です。

同僚や相談できる相手がいれば、すぐに相談し、フリーランスやひとり法人であれば、クラウドソーシングなどで細かなことでも外注するのが良いかと思います。

最初は細かい仕事をわざわざ外注するのは面倒だと思うかもしれませんが、何度かやっていると慣れます。

日頃から自分がキャパオーバーにならないために、人に仕事を頼むことに慣れておく、というのが重要かと思います。

外注を効果的に使うテクニックはこちらで詳しく紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
≫フリーランスにこそ必要な、外注を効果的に使うテクニック

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